富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2011-12-08

農暦十一月十四月。晴。夕方、元朗から深圳湾口岸経由で深圳蛇口。ホテルに下榻。蛇口の開発区にある独逸パブで夕食。近くで按摩屋に入つたらかなり本格的な整体師の按摩。こんな「清潔さう」な開発区にもかつて高級住宅地だつた地域が紅燈区で青線らしき女郎酒場並ぶ。寒空に名月を愛でる。ホテルに戻りこんな晩はめつたにない、といふくらゐゆつくりと寛ぐ。顔本も呟板も繋がらず「嗚呼、中国にゐるのね」と実感。蘋果日報は閲覧可
▼来年の香港特区行政長官選挙で唐紅酒と梁測量の二候補対決となるところで蘋果日報が北京中央の港澳辦で前任の廖暉と現任の王光亞で確執あり前任者が未だに弁公室にほゞ日参で現任が次席に追いやられ前者が行政長官選挙で唐支持なら後者は梁支持、と。まぁ何が一国両制か、北京中央の欽定といふところまでは明白なる事実だが、そこでハブ対マングースの対決か。後者が国連大使まで務めた外交官僚なら前者はLT貿易の廖承志でこの人が毛周時代の中共の華僑関連事務をば統率し廖暉も父と同じ華僑事務から香港返還後の港澳辦をば仕切ること1997年〜2010年。さう易々と外交部に華僑弁、港澳弁の権限をば渡せるか、といふところかしら。