富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

中共十七回六中全会在共挙行

fookpaktsuen2011-10-20

十月二十日(木)晴。日曜の運動が良くなかつたか月曜から腰痛が気になり昨日は腰痛ベルトして杖(日本橋高島屋誂へ)もついて、の情けない姿で、それなら競馬にまで出向くな、と我ながら思ふが今日も杖はゐらぬが未だ腰痛あり。早晩に整体。帰宅してカレーを煮て飰す。ルーはハウス渣華咖喱なり。食後の、といふか食前のドライマティーニと食中のバーボンのソーダ割りで不覚にも食後の記憶殆ど失せる。
▼人民日報で「中共十七回六中全会在共挙行」なんてバシッと見せられると(十九日)何か安心しますね。これはもう世界記憶遺産の世界。こんなスターリン主義的なの、他にありません、世界に。北朝鮮は全く別物だし、カダフィさんは殺されて。

坚持中国特色社会主义文化发展道路,深化文化体制改革,推动社会主义文化大发展大繁荣,必须全面贯彻党的十七大精神,高举中国特色社会主义伟大旗帜,以马克思列宁主义、毛泽东思想、邓小平理论和“三个代表”重要思想为指导,深入贯彻落实科学发展观,坚持社会主义先进文化前进方向……

となんか嬉しくなります、このノリ。それでも社説の「迈向社会主义文化强国的伟大进军」(こちら)なんてのを拝読しても、それぢゃこの大会で謳ふ「文化」ってのが具体的にいつたい何なのか、が一ッもわからず。社会主義の文化って何? 強いていへばプロレタリアート独裁で人民の支持を得た、つまり党への民主集中制度の堅持なのかしら。つまり一党独裁が文化なのね、きっと。あーあ。

教科書問題にせよ有事法案にせよ民主党自民党ですら躊躇した域に思慮浅いまゝ突入も容易。どうすればこれほどバカになれるのか。これに政権託した国民の民度の低さも露呈。自民党も悪かったがヤクザに託す方がバカに託すよか、まだ安全弁であつた、と痛感します。