富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2011-10-08

陰暦九月十二日。暦では寒露だが猛暑。大気汚染の注意報が出る。六月の前立腺炎の再診で梁鴻智医師の診療所。予約の時間から一時間後に梁国手現れ七、八名の患者が待つてゐたが幸いアタシが最初の診断。面倒な手術があつたと国手仰るが急な行政会議の招集であつたりする加茂。触診で異常なしと診断され四度の診察もこれが最後。梁医師に三重は伊賀の「半蔵」純米酒を差し上げる。FCCでPhởを食べて銅鑼湾。打合せ一つ。一つ懸念される案件あつたがどうにか期待できる方向に。打合せ延びて16:30からサウスベイでスタートのAVOHKの5kmのレース参加能はず。鵝頸橋の街市で買い物して帰宅。晩に復た銅鑼湾。安半に飰す。S嬢、山頂料理人J君と打合せ。J君がかなりの酒飲みでバーSに誘ふ。午後の打合せで一緒したS嬢をられ鼎談三更に至る。さすがに連日の飲食に疲れあり。
▼香港でHK Magazineなるフリーペーパーあり(こちら)。英語の情報誌としては香港でも格別の上質。編集部のスタンスから特集の興味、カバーデザインまで見事。これが創刊20周年の由。アタシが香港に住み始めたころに定着してゐた気がしたが。当時はよく(今では全く足を踏み入れることなき)蘭桂坊のPost 97あたりで一服してゐて読んでゐたが金曜日発行ですぐに捌けてしまふがハーゲンダッツが意外といつまでもHK Magazineが置いてあるやうに思へる。その創刊20周年記念号によれば20年で人口は582万人から710万人に増へ旅行者は大陸漢ツアーのおかげで年間670万人から3600万人に増へインフレも凄まじく蘭桂坊のバー麦酒はHK$38からHK$65に値上がりし映画料金もHK$38がHK$75、スターフェリーはHK$1.2がHK$2.5となつたがMTRの初乗りがHK$3がHK$3.5なのが意外。