九月十九日(月)蘋果日報が満を持して無料新聞「爽報」創刊。1995年だつたかの蘋果日報創刊、2002年の都市日報に始まつた無料新聞登場、で今回の蘋果の殴り込みが第三次戦争とか。蘋果の社主・黎英智氏は財力の違ひなど強調し初日から80万部発行で狙ひは無料新聞で発行量トップの頭條日報(星島系)の由。アタシのマンションにも入り口に朝七時には積まれてゐて普段は無料新聞読まぬアタシも一部いたヾいて一読したが一言でいへば内容はつまらない。蘋果日報だつて1995年の創刊時はあまり面白くなかつたわけで創刊号で決めつけてはいけないが、やはりジレンマは蘋果日報といふ人気新聞あり、そこまで面白くしてはいけない、突っ込んではいけないわけで内容が中途半端。頭條日報も星島日報といふ親新聞があるが星島はもう死に体なので今更、頭條日報は遠慮する必要もなくガン/\捲し立てられるのとはワケが違ふ。爽報は他の無料新聞同様のタブロイドで一頁の紙面で記事は一つ、多くて五、六千字に限定ださうで蘋果日報お得意の図解、さらに漫画で文盲でも読めるやう。であとは広告、見開きの頁も広告だけなので簡単な一記事読む、否、見る毎に頁を捲らなければならない。アタシはもう一日でごめんなさい、だらう。この程度の内容ならむしろiPadのほうがずっと眺め易いはず。テレビは見ない上に最近は新聞も昔に比べると論評くらゐしか読まなくなつたアタシである。太古城のジャスコで今日まで日本酒の特売あり最終日で値引き期待して往つたが期待外れ(笑)。郷里に近い、子どもの頃から馴染んでゐる「月の井」の純米酒あり。これを購ひ帰宅して早速、そのまま冷やで。焼き海苔、九龍城の潮州食材屋葉盛行の落花生。なぜか香港でiTunesで聴く新内節。さういへば「冷や」といふのは温めてゐない=常温のことなのだが最近は冷酒と勘違ひされるのが困つたもの。冷酒なんて大吟醸みたいな下品な酒のときしか飲めません、アタシには。豚肉を大根おろしと韮の鍋でいたヾく。世界十月号読了。矢来町の日本鉄道旅行地図帳「東日本大震災の記録」読む。鉄ちゃんで常磐線が地元で仙台にも暮らし三陸までの鉄道に馴染んでゐたアタシには鉄道で震災の記録を見せられると今更ながら感じ入る衝撃は大きい。二更に入つたころにもう就寝。日本ならNW9の時間だ、と思ふと老人の早寝である。
@fookpaktsuenhkg: 平成の大合併のなか合併する自治体もしない自治体も同様に支援するという姿勢を見せたのは自分と田中康夫知事だけだった、と佐藤栄佐作前福島県知事。市町村合併が震災の救援や復興にかかわることが明らかなのは(合併していない)飯舘村のコミュニティの結束を見れば明らか、と。(世界、十月号)
2011-09-19 22:20:26 via web
@fookpaktsuenhkg: 大洗研究開発センターとGoogle Mapにあるのは日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センターなのに。東京電力の社員寮が東電を隠すのと一緒かしら。
日本鉄道旅行地図帳 東日本大震災の記録 (新潮「旅」ムック)
- 作者: 今尾恵介
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