富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2011-05-16

五月十六日(月)雨が歇ず。諸事に忙殺され二更に至る。ご執務の間に一寸、夕餉と思つて往くと北角界隈もKing's Rdなど家賃高騰で路面の茶餐庁など店終ひ少なからず。
▼「木棉花絮飄飄的初夏浪蕩於北京琉璃廠,發現一家美術館正在舉辦「愛新覺羅.溥傑書法展」……と信報。溥傑さんのこのぬめ/\した筆運をアタシは全然いゝとは思はぬのだが。兄の溥儀さんも上手ぢゃないが文字といふのは性格も出で上手い下手、見事だの下品だの通り越して誰も真似できぬ境地はやはり毛澤東なのだらう。
▼競走馬から引退の靚蝦王(Fairy King Prawn)は屯門の乗馬学校で余生送つてゐたが15歳になり馬主の劉錫康氏は靚蝦王の本格的引退決め新西蘭の牧場で放牧の由。2000年の安田記念の優勝はまるで数日前のやう。天気の良い日にトレイルランで西貢は西湾で中継眺める。HK$1mで購入の蝦ちゃんが37mも賞金を稼いださうな。