結局、GR III なんだな、携帯は。

fookpaktsuen2011-04-09

四月九日（土）晴。週末もご執務と覚悟してゐたが体調芳しからず在宅。昼にTip Pepeのドライシェリーと日清のラ王。午睡。午後遅くＺ嬢と中環。このところカメラはすつかりiPhone愛用してゐたがR-D1sの電池も暫くお預けだし富士のFinePix X100も入手したいカメラの一つだが現物を見たこともなく……で結局、やはりGR IIIかな、と。一昨年の発売当初は八万円くらゐだつたのが今ではもう三万円台。だが他社他機種の同価格帯と比べたら格別。天気もいゝし、でヴィクトリア皇后街のデジタル家電屋でお買ひ上げ。試し取りで、付いてもゐないファインダー覗こうとしたほど慣れてゐるのも初代GR Digitalは手提げカバンごとタクシーで置き忘れGR IIはレンズユニット故障でIIIを買ふよ、の修理料金に手放しての三台目ゆゑ。Hollywood Rdから西営盤まで夕方の漫ろ歩き。第二街にある最近評判の好客山東に餃子など食す。晩六時半には爆満。美味いが、これで半年もすると店舗拡張で更に軌道に乗ると厨房で忙しい老板も餃子捏ねる妻も気丈夫な看板娘も代はつてしまふのかしら。帰宅して世界、文芸春秋（先月号）など読了。ご執務あきらめた分、この週末で雑誌や読みかけの本など片づけないと。
▼まだ途中だつた文芸春秋四月号特集「これが私たちの望んだ日本なのか」でベタな提言並ぶなか吉本隆明と島田雅彦が出色。偶然に並んでゐる。隆明先生は憲法の平和主義を理念として根本に据ゑた政党が出てくるべきで（社民党といふ政党もあるのだが……）日本は世界に向け平和主義唱へる義務と権利がある、と。また島田先生も憲法九条に忠実に戦争放棄徹底し自衛隊をば国連に委ね世界初の世界共和国宣言を、と。二人の著名な思想家と作家がこんな「青い」平和論をば掲げるのが素敵。