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三月四日（木）忙しく諸事忙殺され晩に至る。物忘れひどくメモの帳面に「料金変更」と書いてゐるのだが、これが何のことか終日、思ひ出せもせず。老化甚だし。
▼昨晩の競馬。補遺。第一レースは跑馬地競馬場の「Ｃ+3」の最狭軌のコースで最悪の最外12枠から出走での一位。また第六レースはこの「Ｃ+3」の厳しいコースで跑馬地でも稀な2200m（コース一周半）だつたが「銭程萬里」が斤量131磅で2006年の「緑色天地」の記録を0.51秒上回る2:15:39で新記録。十四日の香港ダービーは先月十六日の同・予選はKing Dancerであつたが単勝18.4倍で予選が「まぐれ」と思はれる同馬に対して何といつても下馬評は六戦全勝の「勇敢小子」でしかも勝ち星最多のPrebble騎乗の有利。これに締造美麗（Beauty Flash）、賀年杯でいきなり一位の君子一言（Fair Trade）あたりが絡むのだらう。先週末の香港金盃で雪辱四位のGood Ba Baはドイル騎手を外しMarwin騎手でドバイの免税店盃に参戦の由。�話一句（Collection）はMoore調教師の判断でドバイ遠征を抛棄、で狙ひはQE IIに決定。最善だらう。今週土曜日は毎年恒例の「港澳盃」ありこの五年（＝初回の六年前除き）香港馬が勝つてゐるが今年のマカオ馬は好調でアタシが何より嬉しいのはかつてアタシが大の贔屓としたが素行不良で香港競馬界から駆逐された余健雄騎手がマカオで騎乗してをり今回はマカオ側の最有力馬である金手槍（昨年のマカオダービー二着、二冠一亜一季二負）騎乗でお里帰り。しかも調教師がP.C. Kan＝簡調教師とあつては90年代の香港競馬ファンにはもう垂涎。更にマカオからもう一頭は「爆頭」で、これに騎乗も香港競馬から八百長で永久追放の天才・銭建明。もうかうなると余健雄と銭建明で馬券を購入しなければ、ならない。

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