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十二月六日（日）日曜の早朝から野暮用あり九龍に出かけたが行き先間違へとんだ失態。で出先に遅れて到著、でそれだけのことだがこんな勘違ひにとても凹むアタシ。幼い頃からさうしたちよつと

したミスを「大したことない」と割り切れぬ不幸。昼過ぎ石硤尾でのその用事が終はり深水埗に出て空腹満たさうと福榮街を通れば流石、Ｂ級グルメの本場でどの食肆も長蛇の列だが日曜の昼に一人の客は少なく譚仔雲南米線（三哥）に食す。午後遅く整体按摩して帰宅。酒盗に青瓜を肴に酒を飲む。おでん。NHKのドラマ「坂の上の雲」第二話見る。
▼新型インフルエンザの報道。NHKテレビで「一月から四ヶ月足らずで感染者の死亡が百人目」と。「四ヶ月足らずで」と言ふ時に「新型」でなく例年の通常のインフルエンザでの死亡者の数がもし「新型」より少ないなら新型で「四ヶ月足らずで」と言ふのも精確だが実際にどうかしら。しかも百人目に見事当たつたのは七十四歳の年寄り。いくら平均寿命伸びようが七旬も越えれば流感だらうが梅毒だらうが「もう十分」だらう。NHKは相変はらず「十歳未満の感染が持病がないのに最も多い」と不安煽るが新型インフルエンザに限らず十歳未満は免疫も乏しいのだから何れの感染症でも感染で死亡に至るのは珍しいことに非ず。

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