富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2007-07-06

七月六日(金)久々に晴れる。とらやの羊羹のような小包届き何かと思えば座間のS嬢より日本カメラ近刊3号。忝なし。記事が良い。六月号のリコーGX100×GRデジタルの比較やローライフィルム。七月号は人気銀塩カメラ特集。何よりも読ませる記事が多くフォントの小ささが教養か(活字が大きくなるに従い内容が浅くなった新聞は猛省すべき)。諸事忙殺される。その合間にEpsonのプリンタ Stylus Photo R2400 を開梱。セッティング。日本で言うところのPX-5500なのだ。試しに一昨晩の尖沙咀防海道街市の写真を印刷……いやはや言葉もない鮮明さ。晩に帰宅してドライマティーニ一杯とパイプ一服。晩飯に赤と黄色のピーマンと豚肉の冷菜をポン酢で。美味。紹興酒を冷で一杯。睡魔に犯されながら、ほんと北京の中央電視台も真っ青の政府提灯報道番組と化したNW9を眺める。今となってはNews10の今井環君が、このNW9の何らマトモなコメントすらできぬ(名前を出すのもオコガマシイ)会津の男に比べ、いかにまだ真っ当だったか、と省みる。それにしても報道番組でありながら社会面的憤りは言えてもマスコミとしての輿論や懐疑、皮肉すら言えず。情けない限り。日本カメラ六月号を三分の一ほど読む。リコーのGX100のほうが性能的にはGRデジタルを凌駕、とあり。デジタルであるから最新機種が優秀なのはそうだろう、が記事にもあるが「単焦点であること」がGRの魅力でありGX100が「CAPLIOであること」がGX100の見た目的魅力を半減させていると思う。午後十時半臥床。

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