富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

九月十五日(水)曇。大気汚染劣悪。昨晩海老蔵襲名ドキュメンタリ番組のビデオ見ている最中に口腔内に違和感あり。七月に歯茎の奥痛み結局鎮痛剤と抗生物質にて激痛も退き、そのあたりを鼻下から押すと少し痛む程度。それが口唇裏返すと歯茎に小さな腫瘍あり押した時の痛みの原因がこれかとわかる。直に指で押しても水疱であるまいし潰せるわけでもなし。今日になり養和病院の歯科にどうせ二週間かそこら予約で満杯とタカをくくり電話すると今なら李「顧問」医師空いていると言われ直ぐに診療請ふ。李医師相変わらず歯科保険は今は入っていないのか、高くつくぞなどと軽口叩き“Anyway, thank you for your coming back”と医者にあるまじき態度(笑)。で腫瘍見てレントゲン写真で差し歯の歯茎見ると古い差し歯の為に歯茎内部で金属疲労かで炎症起きていると診断。差し歯抜いて内部を治療しもう一度差し歯つけられれば簡単だが余の二十年前だかに歯茎から根刮ぎ抜いて治療し15mmほどのネジで差した差し歯(しかもブリッヂ)では一度抜いたら差し歯できず入れ歯となるので歯茎切開しての治療、消毒などが必要と李医師珍しく神妙。簡単な手術ぢゃないよ、と。歯痛ないのは神経がないから当然としても細菌の影響で頭痛だの気持ち悪さなどないか?と尋ねられ、ここ数週間の悪寒だの倦怠感だと話すと「保障はできないが、たぶん原因はこれだな」と李医師。ガチョ〜ン。まさか七月からの歯痛が原因とは。「保障はしないが歯の切開手術してその悪寒だの倦怠感が直ればね」と。直ぐにでも手術したいが細菌が生きてちゃ再発が怖いから少し強い抗生物質渡すので数日それを服薬しての手術を勧められる。通常の歯科治療なら日本に戻るまで待って保険使って日本でだが、こればかりは待つわけに行かず。晩にハッピーバレーで競馬。三開催日好調続けたが今晩はR1でさくさくっと連複とったあとは絡むが配当に結びつかず。
珠江デルタ地区の「開発」に余念なき合和実業の社主ゴードン胡應湘君「立法会選挙で「長毛」梁國雄が当選でもしたら香港から移民する」と豪語していたが実際に梁君当選(笑)。移民するのか?とマスコミの質問にゴードン胡曰く「梁國雄が基本法守って議員規則に従って行動するのなら移民はしない」と屁理屈。

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