富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

史上初の港澳競馬開催

二月十五日(日)晴。昼まで未整理の資料など片付け。本日は港澳競馬史上画期的なる日。マカオ競馬の馬が香港に参戦。これまで利益衝突と犬猿の仲の港澳両馬會も互いの売上げ減少の原因が相手の競馬開催でないこと(当然!)漸く理解し寧ろ競馬開催日さえ重複せねば互に馬券販売など協力すること利益に繋がると計算見合っての歩み寄り。港澳盃6R五歳以上芝1600m、マカオから参戦はマカオ競馬の冠馬・森林精英(Analyst)はDeputy governor産駒12戦6冠1亜4李で騎乗するはこの為に澳門馬會がフランスより招聘のSoumillion君。香港馬は香港馬會主席Ronald Arculli君の今イチ勝てぬ持ち馬・River Dancer(Size厩)を筆頭に余の一押しは蔡厩のWintrow(Dye)でWintrow軸に祝儀で森林精英。澳門馬ではCrown's Giftなる馬も直近の5戦3冠2亜と好調で騎乗するは香港で今は引退せし簡調教師との仲違いにて簡師のロールスロイスのボンネットに傷つけたり素行悪く香港より破門のドイル君、この馬も直近の「澳門での」試競走では1着と面白そうだが外枠12枠で流石に香港馬との競走では歯が立つまい。澳門馬は香港にて見下されて森林精英とてオッズ11倍と揮わず。レースはそのCrown's Giftが先頭とってあっさりとそのままゴール。番狂わせの28倍で誰も予想せぬ澳門馬の勝利。天晴れ。8R香港クラシックマイル四歳馬芝1600mは一番人気は昨季デビューより11戦7勝3亜1負の幸運馬主(Lucky Owner、Cruz厩)は四連勝狙い、これに抗せるはWhyte騎乗のTiberかHayes厩のBeethovenくらいか。だが馬券的にこれでは1〜3番人気で余はSize厩の大文豪(Mighty Hugo)を軸に上述三頭での三連単、三連複狙い。が大文豪コケてTiber、幸運馬主に続き三着入賞はPerfect Partnerという結果。調教の時計からすれば確かにPerfect Partnerをば選ぶべき。街でばったり劉健威氏と邂逅。先日劉氏信報の連載に羽仁未央女史五年のシンガポール暮しより近々香港に戻ると書かれていたを思い出し未央女史にご連絡頂きたき旨伝言お願いする。帰宅してすき焼き。米国産霜降り牛。なぜたった一頭の狂牛病感染の牛と行方つかめぬ数十頭の牛の感染未確認で日本が米国産牛肉の輸入中止までの措置とるのか、Z嬢は牛肉といふ畜産物に纏る攻防に政治性感じざるを得ず、と。全く。