富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

七月二十三日(火)晴。晩に銅鑼灣住人S氏と銅鑼灣Parklane HotelのバーGeorge & Co.にて一飮し百年ぶりに居酒屋一番。何ら奇を衒ふこともなき純粋なる居酒屋「でしかない」一番が寧ろ珍しく思えるは香港にて毎日一軒は開業しているであらふ日本料理屋もしくは日式飯屋が奇抜すぎるためか。この店の古びた内装から銅鑼灣にて日本料理といへば金田中、宇津木、稲穂亭、大阪、一番、高級日式水車屋などしかなかったが十年前を彷彿す。予約でもせぬかぎり一番など混んでいて入れなかったもの。どの飲食店もかつての賑わひなきこのご時世S氏と別れ乗ったタクシーの司機ぼやくは客待ちで二時間と。二時間は大袈裟だろうがかつては銅鑼灣などタクシー拾へず北角方面から来る空車漁らふとLeighton Rdを歩いたもの。あの賑わひも遠い昔のこと。
大麻所持で「週刊少年マガジン」元副編集長の判決公判が23日、名古屋地裁で開かれ手塚稔裁判官は「大麻との親和性が高い」などとして懲役1年執行猶予3年(求刑懲役1年)を言い渡した。手塚裁判官は判決理由で「少年に夢を与えるべき仕事をしていながら、大麻を所持、使用し、社会的影響は大きい。しかし、犯行を深く反省している」などと述べた。(以上、Zakzak)。古来、日本には麻との親和性の高い文化があったのだが……。裁判官の判決もタテマエばかりの偽善。被告だって反省などするはずもなし。社会的影響は大きいとしつつ逮捕などせねば社会的影響なし(笑)。