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九月二十五日（火）快晴。南洋の此の地にありて日本の畳間にて茶を喫す機会を得たり。然れど余は未だに喫茶だけは千利休が堺市にてアバンギャルドに茶をアートとした事が始まり何故にこの今の作法に辿りつきたるか解らず古田織部の茶席はさぞや粋であったことだろうと察すばかりで恰も精神修養の場の如き現世の茶席に楽しみ見いだせず招かれながらそれを辞し甚だ失礼をば仕る。夕方ジムに参るが左踵痛みあり帰宅、Tanquerayにてドライマティーニを二杯飲む。サイトの表紙を多少更新す。富士、一勧、興銀が合併せしみずほフィナンシャルグループ、初年度にして経営見通しはマイカルが如き大手下位の小売業の倒産の負債処理が故に赤地転落とは走り始めに蹴躓き痛し。稲穂の瑞々しく栄ゆる瑞穂どころか水瘡（みずぼ）になられぬ事を願う。