富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

2月8日(木)曇。もう4年目となりしか毎年一度わたしが案内人となり中環から西環まで香港の街の歴史を漫ろ歩きし行事あり今春も案内人を頼まれ中環の中央街市からPottinger街を上りStaunton街から太平山へと巡り東華三院、医院街へと上り高街、正街を下る。上環の問屋街を抜け、参加者有志と蓮香樓。格別美味いわけではないが正統派、どの卓も愉快そうにこれぞ会食、食べて飲んで一人HK$120。有志と別れ歩き始めたらふと食べ足りぬと思い九記にて牛南麺。スープはかなり諄いが何故か食せるは不思議、但しスープの味付け、かなり甘すぎはしないか。一葉日記のうち水の上日記読む。行政長官董建華君立法議会答弁にて法輪功「多かれ少なかれ邪教の性質あり」と答弁、政府は香港においては合法活動であり信仰の自由が保証されるとするが董君がこれでは「北京鏡」と揶揄されるも当然、邪教という言葉すら教に正も邪もなきものを北京といい董君といい乱用、董君のその言及こそ正しく邪なり。