富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

2月7日(水)晴。数日前、12月末にSwindon書店に修理を依頼したFilofax、一向に連絡なくこちらから問いあわせると確認するといったん電話を切り「Warehouseにて修理できぬ」と言っていると返事あり。それで現物は?と問えば事務所で手元にある、と不可思議な答え。つまり何もしていなかったのか、と疑り、英国に送って修理はと問えば「出来ぬ」と即答。Hospitalityが全く感じられず。本日、SwindonにてFilofaxを受け取る。オマケに修理を依頼した箇所(リングの噛み合わせのズレ)を認知しておらずリングの開閉をしてみせ「直ってるね」と。10年来の知友であるここで働くD嬢には悪いが香港で洋書屋というだけで何ら哲学のないSwindonは近い将来危ういはずである。10年前は香港で洋書といえばSwindonかHK Booksotre、しかしBookagineなど洋書店が軒並み増えシンガポールからTimesのような量販店やPage Oneなど大型書店が参入、その上Amazonなど通販の盛んなわけで、旧態依然とした体質のまま店舗のみ小奇麗にするだけのSwindonに活路はあるまい(好い意味で古めかしく百科全書的に書籍を売るHK Bookstoreはいい意味で古典的だが)。Filofaxはリング軸を多少自分で応急処理。英国のFilofaxに修理依頼のメール出す。沙田界隈の知人と沙田での夜競馬にて競馬場の百合廰にて真っ当な広東菜を賞味し乍ら競馬観戦。馬場は好地でタイムのいいレースが続き本命馬が確実にきているのに意味もなく一番人気を外し続け最終レースで11倍のquinellaを当てたのみ。理論なき賭け方に猛省。それにしてもレン蝦王の同父弟にあたる正蝦王、今晩も勝ち初戦からの4戦4勝、下手すると今期中に蝦・蝦対決、か。百合廰にて香港大博物館で学芸員するA君と遭遇。