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1月17日（水）南華早報に日本の成人式が写真、晴着姿どころか神田明神にて猿股一枚の裸姿で祝詞上げし不健康さうな体躯の醜い若者たちの大きな写真、それは容そうもキャプションには "Similar ceremonies were held across the nation"と。これでは日本中で神社にて猿股成人式と合点、それでは反発して成人式を毀す若者がいることも納得される、か。久しぶりにじっくりとテレビ中継観ながらの競馬、レース30分前に初めて出走馬を見るという慌ただしさ、当らないものの勘はよく３レースにて1/3/4着、６レースでは携帯のモバイル不調にて出走してしまったが35倍の大穴予測して満足。Ｊ=ネイスン『三島由紀夫評伝』を深夜読了、三島自身のことは既に多く語られ多くを読み、祖母夏子の公威少年溺愛、父・梓の官僚ぶり、妻・瑶子の事まで知っていることは少なくないが、母・倭文重のことをここまで書けたはネイソンの功、殊に三島の死後の梓への取材にて襖の向こうから梓を非難する倭文重、また明治の古風な女として伜に係わる取材は受けずとも日本橋の呉服屋にて反物を選びつつ傍らのネイソンに伜の話をする倭文重、この下りが実に妙。ふと思えば『鏡子の家』は未読、歌舞伎にて『椿説弓張月』も映画『憂国』も未見と気づく。