富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

12月21日(木)中環の赤十字にて献血、現在の献血站はバスの二階席から丸見えにて献血者のプライバシーに欠け改善を要求すべく新聞に投書か、これは。ここの椅子全体が背後に倒れる椅子がシンプルでありながらかなり坐り心地よくしかも洗練されたデザインでいつも採血しながら仮寝してしまふのだが献血センタにとっては大切なお客様に坐っていただく椅子であり流石にいい品を選んでいるといつもおもひ今日つひにそれがフランスのアウトドア&インテリアのLafumaの製品であると知る、納得、できれば自分もゲットしたい椅子。かれこれ八年使いしFilofaxのオーガナイザ、僅か一年で製造中止となったイグアナの皮で鮮烈な赤色、は金具が閉まり悪くなりSwindon書店に修理に出すべく、かつていずれこんな日が来ようと購入せしPortlandなる種のこれもやはり赤色のオーガナイザの出番となる。ヒッチコックの『知りすぎた男』、それに珍しくスカッと爽やかで『Taxi』のVCD、職場のMacG4がVCD機能もあるってわけでStingとPrinceのVCDを購う。Saint EmillionはChateau La Fleur Saint Georges 1998 期待より美味なハーフボディでハヤシライス。M氏と来春のN紙でのエッセイの件骨格から話が始まる。先日の香港マイルはChildの騎乗するSunlineが一着になったが怠慢なレース展開で最後の直線で蝦の追撃だけで盛り上がったがSunlineと同じ豪州から出場のSheeham(馬はAdam)がChildと結託して走路妨害の八百長疑惑、私が買ったWhite騎乗の新威王は正にこの妨害を受けて挫折……。如月小春逝去、80年代前半の筑紫哲也『朝ジャ』の時代を彷彿、子育てで最近はあまり目立たなかったが如月小春のような劇作家、演出家こそ寧ろこれからテレビとかで「すら」向田邦子のようなことになったのではないか、と。