富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

初夏

辰年三月十七日。気温摂氏14.7/23.6度。昨日からの雨(15mm)が上がり五月晴れのやう。初夏である。

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千波湖からの眺めも桜から新緑に。この季節は柳。千波湖も北岸(画像左奥)は杭州西湖に見立て「柳堤」と呼ばれ文字通り柳が美しく、かつては柳も遠くから眺められたものだつたが今では全面的な公園緑化で柳もそれに紛れてしまつた。

WBrC世界ランキング2位‼ 飯髙バリスタのコーヒーが飲める(SAZA COFFEE)

本日この飯高亘さんの煎れたコーヒーを賞味する機会にありついた。珈琲豆はパナマゲイシャでSAZA COFFEEがかなり力を入れてゐる。

ゲイシャ|サザコーヒー オンラインショップ

ゲイシャは元々はエチオピアの集落の名前なのださうだがパナマゲイシャと聞くと何だか新橋芸者とか柳橋芸者を想像してしまつて、かつてパナマ日本人町で評判の……なんて想像をしてしまふ。そのゲイシャコーヒーはけしてアタシの好きなタイプではなく、とても上品でさっぱり。飯高バリスタの珈琲の煎れ方はそれは/\洗練されたものだつた。

『大人の休日倶楽部』2024年5月号が郵送で届いてゐた。

僕、台本を読まないんです。昔は熱心に読み込んだのですが、それをやめました。もちろん自分の台詞は覚えますが、それ以外は読みません。その方が撮影現場で集中でできるんです。お芝居する相手が何を言うのか、知らずにいた方がリアルに反応できるし、物語がどう動くのかを知らずに、ドキドキしながらその場にいることで、緊張感が増す。台本を読まないことが僕の役づくりなんて、カッコつけすぎるかな(笑)。でも、本当なんです。

と巻頭インタビューで草彅剛。なるほど、と思はされるコメントなのだが台本で自分の台詞だけ読みすゝめば当然、相手が何かしら言つてのコメントなわけだから相手の台詞も理解できようもの。相手が何を言ふのか真っ新と知らぬまゝ自分の台詞だけ見ておく、なんて出来るのなのかしら。