甲辰年正月廿五日。啓蟄。気温摂氏1.8/8.0度。曇のち雨（18.5mm）。昨日、確定申告の書類を用意できたが一昨年の申告で地震保険料控除を漏らしてゐたことに気づき申告の修正。保険料が2,330円で、それを控除に含めるだけなので実際の所得税の減額でボトル飲料1本の額にもならないかもしれないが「面倒だから、もういいや」で済ませられない几帳面さ（笑）。
水戸芸術館から送られてきた三三師匠の揮毫（印刷）。萬國春風百花舞。いつも本当に良い書である。
晩におでんで月ノ井の純米酒を飲む。月ノ井は新作「彦市」より純米酒の方が普通に美味いかと思つたが先週、これを抜栓したときには純米酒も一寸独特のコクが強い気がした。今日の方が普通に美味い。それでも良くいへば個性的、悪くいへば万人受けはしないクセがありアタシはあまり口に合はないかもしれない。酒のラベルは近年みな「破れないシール」化してゐて（合成紙かフィルムなのだらう）剝がしやすいのだが和紙のやうなラベルで糊を溶かしながら剥がしてゐた頃の面白いもない。小型のノートに貼る際に見開きのとき折り目でカットを入れたり我ながら手先の芸が細かい。
