癸卯年十一月廿日。気温摂氏0.1/11.7度。晴。この時期、日没少しずつ遅くなり朝は日差しさへあれば随分と明るく春めいてきた気分。お節料理を少しと屠蘇。
出街。明治42年建立の旧川崎銀行（泉町3）のちの三菱銀行水戸市店の建物は（株）アダストリア（福田屋洋品店）が土地建物を購入して建物は解体も免れ再開発でレストランとして利用されるさうだが、その隣接地の土木工事でこの銀行建物の基礎部分が見える状態になつてゐた。基礎部分も今ならコンクリートだが石と煉瓦でこれほど頑丈にされてゐたとは。関東大震災でも東日本大震災でもびくともせず。
神道が国家神道化してそれを厭ふところだが金比羅さんは神社本庁も離脱。この水戸泉町の金毘羅さんは子どものころの秘密基地で親しみもあり。参拝。整備は地元の商店会によるもの。
神崎寺（真言宗豊山派）掃墓。墓で妹が供花携へて来たところで一緒になる。近くで掃墓の方が中学のときの親友Ｙ君。今日までお墓がこんな近くだつたとは知らず。死んだら墓が近くで親しくできる、と談笑。妹に自動車で水戸八幡宮近くまで乗せていつてもらふ。初詣渋滞。本殿参拝はかなりの列。本門の傍から社務所に出向き家内安全のお札だけいたゞいてくる。高校（母校）の横の七曲坂を下り野良猫ミカに新年のご挨拶。姿が見えなかつたが諦めて去らうかとすると遊歩道を走つてどこからか現れた。お正月なので餌の乾糧も少し大きなものに奮発。近くのお世話になつてゐる自動整備工場も三が日は休みだらうから。
歩いて帰宅して夕方、NHKのラヂオ（アーカイヴ）で杉村春子先生2回を聞いてゐたところ家人のスマホの緊急通報で能登半島で大地震。災害サイトのリアルタイム震度（強震モニタ）で能登半島の震度が赤5から紫7となりP波と続いてS波で赤い範囲が徐々に拡大。水府まで揺れが伝はる。テレビつけるとNHKの女性アナの「今すぐ逃げること！」がまるで朝鮮中央放送。
能登半島地震「絶叫モード」NHK山内泉アナの中継での呼びかけに賛否 背景にアナウンス室の「ことばで命を守る」ことへの強い思い（NEWSポストセブン）
あんな「叫び」をすれば危険度合ひが伝はるか、といへば杉村先生ならどれだけ呆れることか。危機的状況だからこそ、必要なことを冷静に伝へれば良い。アナウンサーは下手な役者ではない。それにしても支持率どん底の岸田にとつても舌禍の馳にとつても災害で首相、知事としてどれだけ指揮するか、の見せ場になつてしまつた。
読売新聞 創刊150周年「読売新聞を信じてもいいですか」篇15秒 : 読売新聞
読売新聞を信じてはいけません。不要相信读卖新闻。だから朝日なら良いではなくメディアなど媒体なのであつて御神体ぢゃないでしょ。いずれにせよ正力、ナベツネ、氏家と読売系列の驕り、がこれ。
