癸卯年二月十五日。啓蟄。気温摂氏3.7/13.1度。県北の高萩で叔父が亡くなり四十九日も済み母は殯儀に出ておらずお弔ひに出向く。常磐道で45分ほど。復路は叔母に母が高速道路は何だか緊張するといつらた花貫渓谷抜け旧里美村に出れば常陸太田もすぐと教へられ、そのコースを取ることに。
桜花から新緑と、秋の紅葉はさぞや見事なことだらう。常陸太田まで「すぐ」は地元の生活道路感覚で余所者には松任谷正隆的な山越えのかなりなドライブコース。常陸太田の藤田にある田季野でけんちん汁のつけ蕎麦でお昼。午後は家人と水府で菩提寺に。春の彼岸はまだ少し先だが先考の命日が明後日。掃墓。
梅も盛りで帰宅途中に弘道館公園で梅を愛でる。偕楽園は有料で駐車場料金もかかるが弘道館は無料。
臥龍梅の古木の梅花がまことに美しい。
梅の香に酔ふ。夕方から超級銭湯に行くとサウナが随分と混んでゐるやうで平日だから今流行りの“Löyly”のイベントでもないだらうと思ったら野球のWBCの日本代表と阪神の試合ださうでサウナに入りながらの観戦とわかる。
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