陰暦三月四日。気温8.3/12.1度。雨（31mm）。朝から本当に雨のよく降る一日であつた。これでは櫻を愛でるどころではない。朝イチで二月に一度の通院で薬処方。郵便局、けんしん（茨城県信用組合*1）とみずほ銀行で銀行印の再登録手続きは半日かゝると覚悟してゐたがやはりその通り。ゆうちょ銀行ではアタシの瑕疵もあるのだが「ゆうちょ通帳」アプリ利用で通帳はもう不要と処分してしまひ（実際に記帳もしないから何の不便もなかつたのだけれど）郵便局の窓口の説明で「ゆうちょ通帳」はあくまで通帳ありきで他に「ゆうちょダイレクト」があり、これがあれば通帳不要かといへばさにあらず「ゆうちょダイレクトプラス」にするとやつと通帳不要になるのだといふ。それで通帳の再発行に1,100円。それではこの３つのシステムで入出金や振替などで何が違ひがあるかといへば殆ど「できること」は一緒。思はず郵便局の職員に「こんなにサービス内容に違ひもないのに３つのシステムを動かしてゐるだけコストや労力にムダがあるのでは？」と言つてしまつたら職員曰く「本当に仰る通りです」。書類を出して支払ひもして手続きを待つてゐる間に「ゆうちょダイレクト」を須磨帆に設定して「プラス」まで加入終了。職員にこれならもう通帳（２週間以内に書留で郵送されるさう）要らないのでは？と申したのだが規則で再発行はしないといけないといふ。その上で通帳は不要になる。最初から通帳なくしたといはずに「ゆうちょダイレクトプラス」にしちまへば良かつたのかも（このサービスでは印鑑登録すら不要）。ところで印鑑紛失ではなく自宅のどこかに印鑑があるかもしれないのなら「所在失念」と教へられた（なるほど）。続いて「けんしん」へ。こちらは信用組合なので口座開設時に「出資金」なるもの１口（1,000円）供出してゐて印鑑のことだけで書類６枚！書かされ全てに住所氏名生年月日、電話番号等々記入内容に細かい訂正箇所いくつかあり手続きに45分もかゝる。記入内容の確認がとても細かいのだが住所は茨城県を書かずに水戸市からでもOKなのは地方信用組合で「県内」は前提でだからなのかしら。へとへとになつてみずほ銀行へ。書類を渡され書いて窓口で提出して昼時だつたので隣の老舗のパン屋（木村屋）でコロッケパンを買ひ銀行の駐車場に泊めてゐた自動車でパンを食べ和菓子や（はやしや）で道明寺を買ひ求めて銀行に戻つたら、もう手続き終了でアタシが戻るのを待たれてゐた（15分）。運転免許証を窓口での住所確認だけですぐに返してくれたのはみずほだけ。たゞ「通帳レス」推進してゐながら最初に「通帳を」と提出求められ取り次ぎも「通帳をお持ちでないお客さま」扱ひされる。手続き終了で最後にATMカード返してもらふ際に「最後に本人確認ですが干支は？」にはあばらかべっそん。ところで３行とも「顔写真のついた身分証明書」持参で運転免許証を見せたが一度として「マスクを外して」で顔を確認もされずしまひ。
夕方、家人が雨のなか自動車で駅ビルに買ひ物に往くのにつきあつたら中古LPレコードの即売会やつてゐて（新星堂？）今日でしまひで、もうかなり漁られたあとだつたがELPといつてもお若い方には通じないがEmerson, Lake & Palmerの〈展覧会の絵〉のLPが550円でレコード盤の状態も悪からず、これを入手。これを聞いたのはアタシが中学１年の時でELPは活動を続けてゐたが全盛期を過ぎてゐた。
香港行政長官選挙に保安局長→政務司の武官・李Ｐ家超が立候補名乗りあげる。事実上、中央政府の欽定茶番選挙ゆゑ、それによつて林郑の続投は事実上ない前提に。Ｐ家超なら林郑も「まだマシ」と映るか。
