香港は大埔で六日に九人感染。未確認の感染者潜行で「疫慌」とまれ大公報が報じてゐるが日本で東京や札幌での感染を見てゐると未確認の感染者がゐることなど当たり前で大埔の感染状況がとても「疫慌」と思へないほどアタシも感染に鈍感？大らかになつてゐる。
トランプは民主党バイデン勢力による選挙不正を叫んで足掻くが共和党支持の有権者やメディアも呆れるほど。今日の〈バラカンビート〉もピーター＝バラカンもリスナーもこの選挙結果を祝ふやうな内容で始まつたが世界はまさにトランプ以前（日本でいへば晋三以前）に戻れないほど大変換が起きてしまつたわけでトランプ（そして晋三）を生んだ土壌は解消されることはない。それにしても「軍配はバイデンに」といふニュースの見出しで「軍配」といふと大相撲で土俵上の立行司が軍配をバイデンに上げてゐるやう。
本日、憲政史上初めてとなる「立皇嗣の礼」。秋篠宮も何だか疲弊感あるやうに見える。お上はいつものやうに浩宮さんらしさだが皇后がずいぶんと精神的に余裕も見られるやうで何より。
上皇さまの退位に関する議論が開始された当初は秋篠宮さまが「皇太子」と呼ばれる可能性もあった。だが途中で政府高官から秋篠宮さま自身が「皇太子の称号を望んでおらず秋篠宮家の名前も残したい意向だ」という趣旨の説明があり皇位継承順位第1位の皇族であることを示す「皇嗣」という称号に落ち着いた。秋篠宮さまの真意は今もわからない。（御厨貴
「住民」と「国民」はそもそも区別されるべきなのである。例えば在外邦人が選挙で投票できるのは国政選挙に限られ、地方自治体の首長や議会議員を選ぶ選挙には投票できないのである。国政には「国民」の意思が反映され地方政府には「住民」の意思が反映されるからである。
大阪市の行く末を大きく左右する「大阪市を廃止し特別区を設置する住民投票」においてすべての「大阪市民」が投票することによってはじめてその正当性が担保されることはいうまでもない。「外国籍市民」が除外されるならば、それは単なる「国民投票」にすぎず「住民投票」とは似て非なるものである。
