富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

農暦二月初三

農暦二月初三。小雨の土曜日。時折、強い通り雨。

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薄ら寒く晩に韮と大根おろしの鍋ぐつぐつと豚肉のしゃぶしゃぶ。ドソノ『夜のみだらな鳥』読み始める。

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もう何年も前に筒井康隆朝日新聞の読書欄で連載していた「漂流 本から本へ」で「読んでるうちにだんだん気が変になってくる」と筒井氏が言うくらいだったが本当だ。

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これでドソノの奇想天外なこの物語を知つたが1976年の集英社・世界文学全集の一冊は廃刊で古書で値もはつたが今年二月に別の出版社から復刻された由。

blog 水声社 » Blog Archive » 2月の新刊:夜のみだらな鳥《フィクションのエル・ドラード》