富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

三日月は嵐来る間の静けさや

fookpaktsuen2018-09-13

農暦八月四日。超大型の台風22号フィリピンの方から香港に向かつてをり日曜に香港直撃か?といはれるなか世の中あれこれ忙し。そんななか2ヶ月前だつたかに予約の歯科医へ。奥歯の小さな銀の冠せ外れたのがキッカケだが保険のオプションあり歯医者で歯石除去とクリーニング、検査は無料。その銀冠の外れた場所の充填、老化で歯肉が後退したところの充填2カ所、それに奥歯でエッジの欠けたところの研磨……まで1回でやつてしまふから。その歯科医、まず普通の内科医のやうに広い問診の診察室があつて、その隣にやはり広い治療室。今までこんな設備は見たこともない。香港は歯科診療は高値だが今回は保険のオプションもあつて追加費用はHK$900なり。この台風の影響で今日は晴天で雲の流れも早く霧霾も失せて夕方から空には星が輝き三日月が見事。香港の市街で早晩にこれほど星を、それも明るく大きな金星を見たことない。トーホグの地震も、あの晩の夜空は悲しいかな、本当に見事だつたといふ。天災の前後の夜空は何事か語るのかしら。釜石のP君は「ヒトの営みが全て消えた夜の星空が、あれほど美しいとは。宇宙の存在を強烈に感じた唯一の経験でした」と。
▼「憲法とか社会保障とかが国論を二分していいとは思わない」と石破先生。ご尤も。憲法は国のかたちであり、さう易々と変えられるやうな憲法では國が保たぬし晋三のやうに憲法改正で味方を付け首相の座に居座らうといふ根性がダメ。
自民党改憲案を次の国会提出に反対49%、賛成32%(朝日新聞世論調査)。