富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2018-09-12

農暦八月三日。新加坡でも到着した晩に早速MRT站にMRTカード買ひに出かけたがアタシは香港のオクトパスカード、東京でいへばSuicaなど都市交通カードを蒐集してしまふアタシ。乗るならまだしも前回の(もう5年以上前の)北京などずつと貸切小型バス移動なのに途中で無理を言つて地下鉄站で停まつてもらひ地下のコンコースに走つてカード買つてくるほど。広東省は複雑で広州、深圳など地域限定のカードもあれば「嶺南通」といふ広東省全域のカードもあり、但し深圳のみ不可なのは深圳地鉄の営業システムは香港のMTRによるため。さういふカードのなかでも特筆すべきは中銀系のICBC(工銀亜州)が出してゐた広深鉄路カード。深圳〜広州間の高鉄で、それぞれの始発站から乗車の場合に限られるが改札口でセンサーにカード翳すだけで直近の列車の座席指定された乗車券が自動的に発行される画期的なシステム。途中駅か終着駅で降車して出札口で乗車区間が確定され支払い請求が月1でまとめて来るもの。最初は面白さうで、わざわざ乗りに出かけたが、広州に往く用事あつても香港からの直行に乗つてしまふし、たとへ広深高鉄に乗るにしても二等は窮屈で混雑してをり一等選ぶから、このカード使ふ機会なし。そのカードが銀通系のクレジットカードにアップグレードされ深圳通といふ深圳オンリーのカード機能も含まれ、かうなると都市交通カードといふより「高鉄乗車も特化されたクレジットカード」で年会費の免除など面倒なので今日、ICBCに行きカードキャンセル手続きする。それにしてもICBC(中国工商銀行)は元々、中国建設銀行中国銀行中国農業銀行とともに中国四大商業銀行であつたが今では総資産及び営業収益で世界最大の銀行なのだといふ。
自民党総裁選で自民党所属で石破先生の街頭活動に誘はれてゐた或る神戸市議が或る兵庫県議から連絡を受け県議曰く官邸幹部から電話で石破に「参加すれば将来に差し障る」と言はれ、それをこの市議に伝へてきたといふ。この市議はこの圧力に屈せず石破支持に決めたといふ。まるで中共なみのこの完成。かつての派閥抗争で首相の座争つた自民党は過去。代々木のかつての民主集中制自民党は踏襲したのか。