富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

晋三二次内閣発足5年

fookpaktsuen2017-12-26

農暦十一月初九。本日は聖誕祭翌日のBoxing Dayで祝日。異教徒もかうして年末に耶蘇の祝祭でお休みはありがたいところだが今日も官邸でご執務。こんな詰まらない日剩つらつら綴つてゐるが読んでいたゞけるのもありがたいところでグーグルの分析ツールによると毎日チェックされる方が約70人、週に数度が300人、毎月必ず目を通される方が1,000人程なのだといふ。鹿児島O氏家族で来港。旧交を温める。ご家族は4年前まで在港の折の知人家族との会食に向かひO氏とFCCで啤酒飲み六國酒店の粤軒に飰しバーMに飲む。ワイン持参するのに丁度いゝ大きさが70cm四方の風呂敷でデザインも茨城のAlbetreppeオリジナル(こちら)は洒落てゐてワインのイメージを包み込んでくれる。
▼鹿児島O氏と鹿児島の話をしてゐて鹿児島の地元通貨はやはり「ドン」だらうと。ベトナムのVt₫と紛らはしいが。

⇧晋三について与良正男毎日新聞)が晋三は「批判はあってもチャンスを逃さなかった」と。御意。ポスト小泉での失敗はしたが第1次でも「復帰は早すぎる」と森喜朗にまでいはれた復帰での現政権も。常に危ふい賭けに出るがなぜか勝つ。国民の弱気への便乗か。ある経済人が「安倍さんは今、自分が首相でなかったら日本は大変なことになっていたと思っている」と与良に語つたさうだが確かに、その過信が晋三自身になかつたら弱い胃腸の克服も森友加計疑惑の最中での衆院解散もなかつたはず。それが(誤謬に基づくにせよ)強さであり且つ危うさ、怖さ。そしてその晋三に比べ小池にせよ石破、岸田にせよ「次の次」なんていつてゐる政治家に次はない、と与良。