富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

3月以来の台北

fookpaktsuen2017-12-15

農暦十月廿八日。朝四時半に起きて家人と中環站から五時五十分のエアポートエクスプレス始発で空港へ。六時半にSQのラウンジについたが二十分後には搭乗でパンと珈琲だけで511ゲートからバスで飛行機へ。Eva AirのBR828便は定刻で離陸して台北へ。機内食のサンドイッチが新鮮で、さすがにUAと深圳航空搭乗のあとだと美味い。睡眠不足でうとうとしてゐるうちに九時前に台北桃園空港着。桃園といへば入境検査の行列だが第二ターミナルではアタシらの便が朝イチで入境検査も開けたばかりで最初の客。荷物もプライオリティだけ回つてゐて着陸後全く待ち時間なし。空港站では不審物撤去訓練(どこかのんびりしてゐる)。07:42の桃園捷運に乗る。見事な好天で大きな車窓から中央山脈の山並みまで見事に見渡す。台北車站で十五分も歩き!桃園捷運から青線で忠孝復興、茶色線で六張犁*1。まだ十時半すぎにシャングリラホテル投宿。部屋の用意が済むまで早めの昼食にと信義路大安路二段の角の食堂並ぶ一角へ。円円小篭湯包が有名だが閉まつてゐて並びの刀削麺を啜る。昼にホテルに戻りホテルとしては最上階37階(ラウンジが36階で38階から上は地場の遠東企業の六本木ヒルズのやうなエグゼクティブクラブになつてゐる)のプレジデンシャルスイートなど8室くらゐしかないフロアのスイートではないが60平米ほどの部屋に通される。家人はさっそくホテルから敦化南路向かひの公立の成功市場へ。部屋で仕事続け少しだけ息抜きに外出して昏刻にラウンジでハッピーアワー。深坑といふ捷運でいふと茶色線の動物園の先、もう新北市になるが深坑といふ山あひの鄙びた町まで出かけてきた家人戻る。二更に路線バスで敦化南路を北上して市民大道近くの陸光小館へ。台北に来ると一晩はこの国民党ノスタルジアの食堂に来てゐる。ホテルに戻りジムのサウナに一浴。サウナはホテルの一角にあるが遠東企業系のジム施設の兼用で、どこかテイストがシャングリラらしくない。さすがに疲れて早寝。
▼無印で1品(携帯用のお箸)買つただけなのに店のレシートとカード控へに加へ台湾だと政府の発票と何だかもう1枚ついて4枚も。店員も1回毎にとても大変そう。

*1:六張犁是台灣日治時期台北市之行政區,是不設町的郊區「大字」,在下內埔、大安、三張犁之間。範圍約為今基隆路二、三段、和平東路三段之一部。地名起源於臺灣清治時期,墾殖地基三十甲,按每張犁五甲計算,共計六張犁。戰後,六張犁之名不再是官方的行政區域名稱,而成為普通地名,捷運系統於該地目前設有六張犁站。