富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

競馬日和

fookpaktsuen2016-12-11

農暦十一月十三日。来港中の知己の友人たちからいたゞいたお土産並べると壮観。長野H氏からの秋田は八郎潟のワカサギの佃煮(佐藤源太郎商店製)で朝食。競馬日和。尖沙咀シェラトン放送作家M氏夫妻、長野T氏と待ち合わせMTRで紅磡経由で沙田競馬場へ。深圳から戻つたラジオI氏と合流して入場。長野H氏もパンダホテルから到着。馬主W氏夫妻に今年も席の確保お願ひしたがスイス時計のロンジンがスポンサーで、日本馬の出場も13頭と多く今年は会員ボックス席の確保も困難ななかLegendsといふエリアの卓を確保してくれた。だが場所が公衆席の3階とあり。いつたいどうなつてゐるの?と思つたら3階公衆席を即席のボックス席に設へ99卓がフロアに並ぶ壮観ぶり。アタシらの卓が99番。それでも元々が公衆席で通路横で何だか新宿東口の地下道で勝手に宴会やつてゐるやうな感じ。さて、競馬。国際G1始まる前の3R(Class-3 1400m)でデビューから3戦好調のBeat the Clockなる馬(こちら)が1番人気。Size厩舎で今季最多勝のMoreira騎手。それにChadwick騎手のWinner’s Way(こちら)が果敢に張り合ひ鼻差で勝利が嬉しい。怪我以降不調のChadwick騎手は今季やつと5勝目。でR4が香港バース(2400m、こちら)は昨年の覇者Highland Reelこちら)が圧倒的人気だつたが7番人気の日本馬サトノクラウンこちら)が圧勝。Moreira騎手だつたのだから重視すべき、と反省。このレースに馬主H氏の馬が出てゐたので会員席まで見に行くと一般席以上に芋を洗ふやうで立錐の余地もない。それでもなくても5年前だかに狭くなつてゐた場外の観戦席なのに上階はかなりの部分がプライベートボックス席になつてをり更に狭いとは。続く香港スプリント(1200m、こちら)は馬主W氏のNot Listenin’tome(こちら)が11月の前哨戦を43倍の人気薄ながら勝ち期待こめたが8歳馬のAerovelocityこちら)が勝利。R7の香港マイルこちら)でBeauty Only(3番人気)の単勝1点買ひで国際G1でやつと当たる。でR8の香港カップ(2000m、こちら)である。日本馬のモーリス(こちら)が圧倒的人気と強さ。これに地元馬では前哨戦勝利のSecret Weapon(こちら)やDesign on Romeが挑み、Lovely Dayでモーリスからの三連単馬券を組む。かなり自信あり。エイシンヒカリ武豊こちら)がかなり先行したが優勝か着外かのこの馬は落ちてモーリス圧倒的な強さで3馬身差で圧勝。2着にSecret Weaponが来てLovely Dayが来れば三連単的中だつたが3着にスタファノス(こちら)が入りLovely Dayは僅差で4着。今日は的中は2つのみで結果的に香港国際の連敗が続くアタシ。沙田まで行きエノテカでワイン仕入れて競馬打ち上げでは3年ぶり?で盛記で火鍋。総勢17名で2卓。ひょんなことから香港カップ優勝のモーリスの馬主Y氏が優勝記念でHKJCからいたゞいた香檳酒がご本人から人づてで、この火鍋の卓に。ごちそうさまでした。