富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2016-08-11

農暦七月初九。朝に大雨。毎朝通るところなのだが、日本でも田舎の県道沿ひ、畑のなかに無人売店があつて野菜とか売つてたりするが香港の市街地で無人の新聞売りスタンドといふのは不思議な光景。それもお代は台の上に並べて置いてください、なのが凄い。午後晴れる。夕刊が来ない、来ないと思つたら日本は今日は「山の日」なる休日。早晩にFCCでW君と飲む。W君は9月に日本に移住でいきなり起業の由。しかも全く初めての分野で。日本的にはビジネスは経験が大切、いきなり未知の分野で起業といふのは……てな感じもするがビジネスをすることが前提で、それでどの分野が今、最適なのか……と考へると華人社会では珍しくもない発想ではある。いずれにせよ30そこ/\で地元の香港ではなく日本で、といふW君の意思の強さに敬服。Louis Latourのブルゴーニュシャルドネ2013年とChevalier de Lascombesの2014年。酔つた勢ひで湾仔のバーMにW君お連れしてマティーニとLongrow Peatedのハイボール飲む。

  • 国民は天皇に甘えている面がある。国民のために祈ってくださるのをありがたがるが、祈ってくれる側の思いまでは考えない。フワッとした存在として天皇をとらえている。その結果として戦後70年経った今も本質的な議論が棚ざらしになっている。「お言葉」は天皇自身の危機感を含んだメッセージだ。今度は国民が天皇制に向き合う時ではないか。瀬畑源・長野県短大助教
  • 「お言葉」放映に至る経緯については、まだ判然としていない。憲法1条は天皇の地位について「日本国民の総意に基づく」と定めている。ならば地位にかかわる議論は制度の廃止論者も除外せず交わされるべきだ。その前提として「お言葉」に至る背景の情報開示は不可欠だ。田原牧(東京新聞