富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

ニッポン一億総活躍プラン

fookpaktsuen2016-06-02

農暦四月廿七日。連日の猛暑警報。早晩のHappy Valleyで端午節前に粽や買物済ませ家人待つ間、The Jockey Pubで独飲。
夏が来れば思ひ出す 遥かなRosè 遠い空〜♪
である。帰宅してカレーライス。晩になつても気温三十度は遉がに冷房なしでは生きていけず。
東証大引け続落。「財政規律を蔑ろにするアベノミクスへの失望が広がった」(大和住銀投信投資顧問の経済調査部部長の弁)と言はれて仕方のない晋三の「これまでのお約束とは異なる新しい判断だ」 と宣ふ消費増税延期弁明。「現在直面しているリスクはリーマンショックのような金融不安とは全く異なる」等と晋三は嘯くが伊勢志摩サミット終了後の記者会見で15分間で7回だかリーマンショックに言及したさうで、今更その発言否定するなら、もう一度G7開いて釈明でもすれば?である。もう全てが言葉の空回り。「アベノミクスのエンジンを最大に噴かす」さうで、もはや暴走で崖から自爆で海に落ちるだけならいゝが巻き添へにされるのは御免。その上で今日は「ニッポン一億総活躍プラン」なるものを閣議決定こちら)。

世界が直面する様々な課題とリスクを共有し、力を合わせて立ち向かわな ければならない。世界経済が抱えているリスクが顕在化し危機に陥る、その前に、私たちは「行動」を起こさなければならない。その大きな一歩を踏み出すため、G7 伊勢志摩経済イニシアティブを打ち出した。欧州で生産年齢人口が減少し、米国でも生産年齢人口の伸び率が低下するなど、様々な面で世界が日本と同様の問題に直面するようになっているとの有識者の指摘もある。我が国がリーダーシップを発揮することが、世界経済、日本経済双方にとって極めて 重要な課題となっている。

と宣ふが、実は経済にとつて最大の起爆剤となる行動は言はずもがな〈戦争〉なのだ。晋三の馬鹿さ加減に言葉もなし。