富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2016-03-05

正月廿七日。啓蟄。週末となつたが出先仕事。昼に生記清湯牛腩麵家で牛腩麵啜る。夕食後にとらやの申年干支羊羹「跳猿」いたゞく。
▼立憲デモクラシーの会が高市総務相の電波停止発言を批判。放送法が求める「政治的に公平であること」等の原則は抽象的な要請にすぎず憲法表現の自由が保障されてゐるのに漠然とした放送法の文言のみを根拠にした放送事業者処分は違憲の判断は免れがたい、と。樋口陽一先生曰く「何人も自分自信が関わっている事柄について裁判官になってはならないというのは自由民主主義社会の基本原則」と。
▼日経(私の履歴書)大山健太郎 (4)「国との温度差」より

「復旧は速やかに、復興は時間をかけて」が私の考えだ。仙台平野は津波で多くの住宅や農地を失ったが、仙台東部道路が防潮堤となり被害を食い止めた。この教訓を生かし、海岸線から1キロメートルに盛土方式の道路を作り産業用道路とし、海側は自然公園やスポーツ施設を作ればいい。100年しか強度が持たないコンクリートの防潮堤を建設し海岸線の景観を潰すよりも、陸側に逃げ道を作ってこそ、復興予算が国土作りに生きる――。そんな経営者としての発想は理解されなかった。