富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

清原さんと密売人の男性(45)がラブホに

fookpaktsuen2016-02-17

正月初十。陋宅マンション玄関に毎朝置かれる無料新聞の中に中共御用の大公報が置かれるやうになつた。誰が読むのかしら。無料のものは「精華晩」ださうな。晩にハッピーヴァレーを自動車で通りかゝり水曜日で夜競馬なこと気づく。今朝の新聞にM Chadwick騎手が昨年十月の足の怪我、手術とリハビリ続け今晩四ヶ月ふりにレース復帰と記事あつたことも思ひ出す。慌てゝiPhoneで出走表見ると丁度第3レースの前でオッズも見ずにご祝儀で取り敢へず複勝を買ふ。このレースは負けたが2つめの騎乗はR6 Class-3 1650mで、7番人気のTrendy Winで競り上げ僅かな鼻差で見事に2着。実に素晴らしい騎乗ぶり。残り2レースも3着に入り復帰は順調。
自民党参院議員・丸山某が参院憲法審査会の席上「黒人、奴隷が米大統領に」云々と発言し撤回。発言の前後を読めば、これがけして差別、偏見ではないといふ丸山某の言ひ分わからぬでもないが物議かもさぬはずもなき物言ひ。しかもこの丸山某の経歴見れば早大法、国家公務員上級甲種合格、法務省職員、司法試験合格、ワシントン大学ロースクール卒で弁護士。それでコレである。だがこの丸山某の発言は上述の「黒人、奴隷が大統領に」以上に驚かされたのが「日本がアメリカの51番目の州になることについて憲法上どのような問題があるのか」である。これも言ひたいことは「もし日本が米国の一州であれば」集団的自衛権、安保条約は全く問題にならない、拉致問題すら起こってゐないはずなので「だから、いっそのこと米国の一州になってしまへば」といふ、丸山某からすると不甲斐ない日本に対しての自嘲気味な発言なのだが、あまりに居酒屋談議のレベル。これを参院憲法審査会で発言し(しかも表情はかなり真面目)、しかも、日本が米国の一州になるに「憲法上どのような問題があるのか」と法曹界出身の国会議員が真顔でこの質問なのが怖い。憲法で当然さうした国家統治権の放棄に対する条項はないし、内閣法制局*1が検討すべき内容なのかw、かりにさうするとしたら国会で提案され3分の2以上の賛成を以て国民投票で……になるのか、あるいはクーデターが起き革命政権が樹立され……なのか、いずれにせよ、さうした「素っ頓狂な話」で単純に「憲法上の問題云々ではない」でしょ、この発想って。やはり国会議員の質がメルトダウンしてゐるのかしら。憲法といへば自民党改憲推進本部が久々に会合開催。晋三の強行案に対して低姿勢、改正の項目絞り込み急がず、の姿勢強調。国民の晋三不安の除去が狙ひか。気になるのはやたら「お国のため、国を守る」の2012年の2次草案に比べたらかなり真っ当な舛添先生らの2005年の1次草案をまた書庫から持ち出したこと。1次草案再読=2次じゃ国民の反発に不安……と認めたやうなもの。晋三改憲の否定?いずれにせよ1次草案の時は国民の間でも「改憲もいいんじゃない?」の世論がそれなりに高まつてゐたわけで自民党も今更1次草案出すとはなか/\侮れない。

*1:「法制局、国会要求に開示せず 集団的自衛権巡る想定問答」と朝日新聞の1面トップ。内閣法制局のパソコンにある共有フォルダーの内容に基づく報道(局内の良心に基づく流出なのか)。「これを特定機密保護法違反にできないのか?」と晋三w