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農暦十二月初六。晴。水戸東口の京成ホテル。昭和40年代に銀杏坂の此処にあつた市役所が都市開発で駅南に移転し跡地に出来たホテルは水戸で初めての大型ホテルで地方都市の繁栄の象徴のやうだつたが今では随分と小さく見える。昼餉を挟み此処で人を招き昔の事、聞き取り。その内の一人Ａ氏と郊外にある済生病院。Ｋ先生を見舞ふ。夕方三日連続でスーパー銭湯。下市の東條のうな重を注文しておき持ち帰り、母が買つてきた八百徳（八百がつくが魚屋）の鮟鱇の肝など飰す。テレビは碓氷峠でのスキーバス事故でSMAP騒動も失せる。