富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2015-11-19

農暦十月初八。円安。日本の銀行に送金するのにHKD5万が79万円になつてしまふ。これで海外送金は用紙に銀行名、SWIFTコードがあって支店名(或いは支店番号)、口座番号と記入だつたのだが今回は銀行のオンラインで海外送金しようとしたら送り先口座の登録でSWIFT CODEと口座番号まで入力が1つのコラムになつてゐた。みずほ銀行SWIFTコードがMHCBJPJTだつたが調べ直すとMHCBJPT5XXXでXXXが支店番号とある。そこで連続して口座番号までMHCBJPT512345678とすると、これで日本のみずほ銀行の123支店で口座番号は45678とわかる仕組み。なるほど。晩に家人とハッピーヴァレイで待ち合はせ時間が少しあつたのでコンビニに入るとキクマサのワンカッップですだち入り冷酒なるもの発見。一見して美味さう。早速、禁断の立ち飲み。画像に収めるのに適当な場所がなく横断歩道の中洲のコーナーポットに置いて撮影してゐたが通行人は「横断歩道の真ん中で酒を飲んでゐるアル中」に見えたやうで怪訝な視線浴びる。
東京新聞「こち特」田原牧記者のデスクメモより引用。なみなみと水を入れたポットを強火にかける。沸騰し、泡が湧く。その泡を懸命につぶしても、あふれるのは時間の問題だ。なぜ、火を弱めようとしないのか。あるアラブ人記者が記したパリ事件の感想だ。泡をつぶしているのは欧米など国際社会。火は植民地主義と差別構造。放置すれば泡は激流になる。
▼SEALDsはゆとり教育の成果、と寺脇研。なるほど、そういうとらえ方もありか。
▼いま欧米諸国はシリアや中東の人たちではなく自国の安全と利益を守るためだけに「テロとの戦い」を掲げているよう。しかし本当の「戦い」は内戦の解決に向けて動くことではないか。建設的なものが何も見えないままの破壊は攻撃され巻き添えを食う人にとって報復の対象になるでしょう。酒井啓子