富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2015-07-03

農暦五月十八日。快晴酷暑。香港は政府が緑化政策といつて樹木伐採止めたら数年であつといふ間に緑化都市に。それに合はせてゐるのではなからうがビルもちょっと生えたコケや羊歯などがすぐに繁殖してゐる。早晩に尖沙咀。晩にK11にあるシルクロード料理って怪しい食肆で宴会ありレース前のウォーミングアップでハイアットのバーで独酌。ワイン2杯。宴会は二度ほど西域風の踊り子がフロアで妖艶に踊る……かういふの苦手な私。啤酒のあと赤ワインかなり飲む。四時間余。そのあと勢ひで酒血で名前失念の日本酒、四合瓶で飲みきらなかつたらお持ち帰りして、と言はれ気がついたら飲みきりの私。26時前の閉店で店を出たのは覚へてゐるが気がついたらタクシー運転手に起こされ家の前。タクシー降りるなり腰を抜かし地面に顔面打つ。
週刊読書人(7/3号)特集「ワイセツって何?」で写真家の鷹野隆大相手にろくでなし子の語る警察と司法のあまりに真剣な対応に抱腹絶倒。そのろくでなし子さん応援の展覧会“Gender, Genitor, Genitalia -Rokudenashiko Tribute”が香港でも八月末から開催の由。ネット上での資金支援(こちら)。週刊読書人の記事でこの展覧会の会場が活火廳とあるのは油麻地の活化廳の誤記。
自民党勉強会での不見識発言につき議員が「会合でどういう発言をしたか、私が示す立場にない」「私的な勉強会で自由闊達な議論がある、言論の自由は民主主義の根幹をなすものだ」と宣つてゐた晋三が勉強会での報道機関批判発言は「大変遺憾で非常識な発言」「党本部で行われた勉強会だから最終的には私に責任がある」と答弁。前言打ち消したところで誰もそれを信用でも出来ぬ。