富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

元宵

fookpaktsuen2015-03-05

正月十五日。元宵。喉は痛まぬが声が出ないまゝで朝起きると濃濁色の痰がひどく朝イチでC医師の診療所へ。C医師もこの季節毎日何十人といふ風邪ひきの診療続け、ついに自分も風邪をひいた、とゴホ/\。抗生物質の処方薬授かる。これを飲むと一時間後くらゐには喉の調子がだいぶよくなるから抗生物質といふのは怖いくらゐ。今晩は福岡からの(上海経由のフライトで)来客ありFCCで中華。FCCといへば在香港瑞典総領事が12人でFCCのメインバーに現れ規定で8名までのところ12人で飲ませろと強請てスタッフに拒まれキレて大騒ぎ、謝罪と今日のSCMPに記事あり。FCCについて記事でelite club、exclusiveといふ表現あるが呑んだくれの記者倶楽部のはず。同紙の一コマ漫画で客は漫画描き手のHarry氏ご本人、バーテンダーFCCのヴェテランで表情そっくり。中環から湾仔に。2月開業のバーMに飲む。日本酒S氏と邂逅。白金のI氏紹介される。バルコニーが日本風の庭園になつてをりパイプ煙草一服。
▼都新聞の特報欄、田原牧記者のデスクメモ。先の東京台東区長選の投票率は35%。40年前の区長公選制復活後、最低だった。一方、民間調査で「うつ病の同僚がいても何もしない」と答えた人が4割。つまり、無関心というより「無反応」が世を覆っている。犠牲者の暴言も放置されよう。ただ、無反応も選擇である。その責任は必ず背負わされる。