富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

産めないのか

fookpaktsuen2014-06-19

農暦五月廿二日。蘋果日報のネットワークにかなり執拗に中共から黒客来訪の由。1秒間に何百GBだかの侵入でサイト閲覧不能などの事態に陥る。大陸で蘇州、上海への進出予定の誠品書店は香港で西蔵関係書籍が売場から「落架」。何事も北京中央の采配の下。本日超多忙。普段なら一日に一つだけでも十分な仕事が四つほど同時進行。先のプライベートの旅行の件でも代理店の無愛想な奴から不愉快な電話あり。思はず「あゝさうですか、それぢゃ全て取り消しで結構ざんす」と電話切ると数分後にはCXのサイトでフライトの予約も消えてゐる。大したもの。←翌朝、同じ旅行社の別な方に電話すると「無愛想な奴」の説明とは多少異なる説明で条件けして悪くなく改めて旅程復活。晩飯でカレーライス飰す。水分はすべて野菜から出た水分といふ貴重なカレーとても美味。
▼都議会で下村議員への「お前が早く結婚すればいいじゃないか」「産めないのか」といふ野次。この野次発言の議員、死刑に値す。下村さんは「はっ」とため息まじりに苦笑し目に涙を浮かべ声を詰まらせながら質問続けると更に「おい、動揺しちゃったじゃねえか」と別な野次に舛添都知事や議員が苦笑……って何よ?、これ。やっぱり一度、近代市民革命経ないとダメな、このオヤジ社会に反吐が出る。「産めないのか」といふ、これが日本を少子化にする諸悪の根源なり。
▼晋三について「自国中心的な見方に陥っていると思います。「美しい国」「日本の誇りを守る」といった言葉に象徴される国家中心の思考は、あまりに現在の世界の在り方を知らない」と入江昭・哈佛大学名誉教授。