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農暦四月廿九日。猛暑に冷房もつけず寝てゐたら朝四時前に鳥の鳴声、虫語に加へ腰痛で目ざめる。ほんたうに老人な暮らし。二月に尖沙咀のMTR站でスクリーンドアにバーバリーのコート挿み無惨にもびり／＼と破れた話（こちら）の顛末といへばMTRにきちんとクレームしたが二ヶ月以上要してやっとの回答は当日の街頭する列車前後の尖沙咀站ではスクリーンドア及び列車運行に何ら異常はない、スクリーンドアも正常に作動、本当に薄いアイテムでセンサー反応しない場合もある、いずれにせよドア付近には立たないやうに、身体や携帯品等が挟まれないやうに繰り返し注意してをり今回のケースは乗客本人の判断不足によるもので賠償責任はない……といふもの。これは無理は利かぬ、と断念せざるを得ず。で、無惨に破れたコートどうするか？は知己のアパレルＧ君に紹介された鰂魚涌にある改衣佳（鲗魚涌芬尼街2號D舖）なる店で先週此処にコート持ち込むと「あら、まぁ……」で事情説明すると「怪我がなかっただけでも良かったこと」と慰められ女将の提案は破れたところ縫ふ上に反対側も同じようにステッチいれようか？と。目からウロコ。成る程ね。で出来上がりはお見事。帰宅してシンガポール風白胡椒のパクテー飰す。
▼香港の芸人も中共向き「物言へば唇寒し」のなかコメディもよくやる俳優の杜汶澤が中共の圧力に言及のところ中共官紙が間接的に芸人の発言に自立求め間接的に批判（廿六日・環球日報）。この感覚……まさに一党独裁。