富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

I’ve already reached the end of my service life.

fookpaktsuen2014-04-06

農暦三月初七。日曜。官邸にて書類整理。午後遅く按摩。来港の客人あり空港に迎へる。中環のエアポートエクスプレス站で「あと何分で発車」の電光掲示見上げるとディスプレイ取替のやうで“I’ve already reached the end of my service life.”と掲示あり。なか/\遊び心あり。客人も沖縄からの機内で中途半端に軽食が出たとのことでZ嬢も来て北角の七喜粥麺で軽く夕食。英国のグランドナショナルの競馬を映像で見る。L.Aspell騎手のPineau de Reが優勝。
朝日新聞で古谷浩一(中国総局長)が台北から「民主主義って何なんだろう」。立法員選挙の学生の一人・曽栢瑜さんが「選挙で選ばれたら任期中、何をやってもいいというわけじゃないと思う。こんな大事なことを審議もせずに30秒で決めるなんて、台湾の民主主義の否定です」と。真っ当。国民党では王金平が学生選挙の立法院に現れ学生に理解示し学生たちは「一定の目的を達した」と退去決定。それに対して(古谷氏も書いてゐるが)特定機密保護法や武器輸出三原則見直しなど重大案件を数を頼りに推し進める晋三。まったく何てことかしら。
▼作家の葉室麟さん「さくら考」からの受け売りだが小林秀雄が小学校の校庭に桜が植ゑられてゐるのは「文部省と植木屋が結託して受けたようなもの」と言つたさうな。それと天皇の御幸も関係する。いずれにせよ造られたソメイヨシノによる春の始業のイメージ。