農暦十月廿九日。快晴。ホテル近くの食堂で朝粥。台北車站。鉄道で基隆に。台湾はかなり周遊してゐるはずが基隆は初めて。
ミッション済ませ市街漫ろ歩くとまぁ昭和四十年。青森Ｋ氏は「まるで昔の青森」と感慨深し。鉄道で台北に戻るつもりが11時すぎに淡水行きのバスあるの見つけ、どうせなら台湾北端をバスで巡つて、とバスに乗車。急な崖越へ金山。此処から風光明媚に海岸沿ひを台北北端の石門までまぁ見事な海岸線。気温摂氏20度のこんな快晴の日にバスで岬めぐりはなんて幸運。台湾布袋戲、李天祿の記念館の近く通つたが午後の予定ありバス下りられず。二時間かけ淡水。淡水がこんな台北のベッドタウンで高級マンション林立とは。MRTで北投。新北投への支線に初めて乗る。北投でのミッション済ませ、ぶらり、と入つた牛肉麺屋がこれが実に美味。戦前の日本統治時代の療養館の公共浴場だつた温泉博物館見学。Ｋ氏と別行動で北投、とある湯屋探し夕方まで探索してMRTで台北車站。朝、コインロッカーに入れた荷物引き取りタクシーで北投に戻る。水美温泉会館下榻。和室。風呂に浸かる。Ｋ氏と夕食に出街したが予想以上に食堂もなく難儀。暫く歩いて入つた小さな家族経営の鍋屋。期待以上に美味。ホテルに戻り午後九時に寝入る。
▼「いつどこで、誰が誰から、なぜどのようにして攻撃を受けるかわからないのがテロだ」って今の自民党がアタシにとつて一番怖いテロ組織だよ＜石破。
