農暦六月十日。かなり怯えて「お母ちゃん……」と泣いてゐるやうな迷ひ犬。可愛いが陋宅も飼ひ犬禁止。尖沙咀のMTR站の尖東站との構内図は
「こんなに近くないだろ！」で、かなりデフォルメ。昼間お会いした企業家Ｏ氏曰く、インフレとデフレを対義語的に理解することに実態としては誤謬あり。デフレは底が必ずあるもので日本は去年、すでにデフレの底を打っており、黙つてゐても多少ではあるがインフレ傾向になつてゐたわけで、それをアベノミクスの成果と思ふのは理解不足。それに対してインフレは天井なしで、どれほどリスク多いか、理解すべき。それに対してアベノミクスは禁じ手使つたもの。御意。昨日、自宅にアタシの人生初で「製氷機付き冷蔵庫」ご来臨。酒飲みなのでロックアイスは必需品で、ちゃんとタッパーで大きなぶっかき氷つくつてゐるが冷房なし！の夏にはやはり何かと気楽に氷を入れて飲みたいもので電気代が月2000円程度なのを考へれば冷蔵庫が壊れた買い替へで製氷機付きで酒瓶もずいぶんと冷やせる300ℓの冷蔵庫を買つてもいゝかしら？と。昨晩は帰宅すると未だ氷が出来てゐなかつたが今晩は早速、製氷機の氷で桂花陳酒ぐびぐび。
▼法航A380起飞上海！エールフランスがA380で上海〜巴里便開設（こちら）。A380の機内で何百人といふ大陸の田舎者ツアー客と一緒に、と想像したら背筋寒し。「6个酒吧，尽享机上时光的友好氛围」といはれても彼らに佔領された機内バーだなんて……。「客舱内噪声比行业标准低5分贝」も機内は騒音が５dB低くても客が五月蝿いんだから。ちなみに巴里〜星加坡便を廃止してだとか。
▼FT紙の記事“If globalisation is to survive, we must look and then act far more effectively elsewhere”（こちら）……こんな記事が日経さんもあればいゝのに。それがないから所詮「株屋、相場師の新聞」と蔑まれる。
▼紐育時報の記事“Q. and A.: Orville Schell and John Delury on China's Quest for Rejuvenation”（こちら）現代中国研究の碩学Orville Schell先生が鄧小平の開放経済路線を語つた“To get which is glorious”がフツーにブルータス誌で紹介されてゐた80年代が懐かしい。
@fookpaktsuen: 朝日新聞社説：参院の意義―「ねじれ」は問題か (URL URL
