富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2013-02-28

農暦一月十九日。朝イチの蘋果日報の破廉恥な報道にも慣れ余り驚かないが今朝の埃及熱気球事故での犠牲者の飛行直前、気球に乗り込んだときの笑顔の記念写真はさすがに一寸。この写真見ても何も解決もせず。強いていへば「こんな幸せな人たちの命を奪ったのだから観光の安全は徹底されるべき」か、だがセンセーショナリズム以外の何ものでもなし。ちなみに蘋果日報のヱブサイトの模様替へでアタシが盗用してきた当日の一面トップ画像の提供なし……で撮影したらこの水準。早晩に銅鑼湾。四年前に香港から大阪に戻られた畏敬N氏来港。七旬でお元気、まだ貿易のお仕事も現役。N氏の友人J君と三人でJardine街の老北京に飰す。かなり本格的な食肆だが最後に女将に「我们的花生很好吃,送给你了,吃吗?」と勧められた落花生、これが美味。食後、珍しく卡拉OKのあるバーで二次会、かなり久しぶりのお転婆。つひ勢ひでバーSに寄れば独酌のつもりが観光H氏邂逅、一昨晩の反省もありウヰスキー一杯のみで深更に、広島つけ麺Bakudanには寄らず帰宅。
駿台の広告にあつた東大入試の英語。我が国の外交戦略上、東大で求められゐる英語がこの程度といふことは公開しないほうがいゝと思ふ。チョートク先生の指摘だが「日銀総裁の人となり」ですら「語学に才能あり」と評価される低水準。「英語のレベルよりなにより、問題文がつまらない」と港大N先生の予想は「自然科学と社会科学と文学の先生がひとつずつ作って持ってきたってノリ」と。問5のオーストラリア文学?の文章など目眩がしそう、死者と対話ができる霊能者Sampson姐さんの話がわかった人が日本の将来決めるの?」と(こちら)。霊能者くらゐしか日本を救へないのかしら(嗤)。