富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

静香が石原担ぎ、さぁ祭りだ、祭りだ〜!

fookpaktsuen2012-01-27

農暦正月五日。晴。香港に戻り東京と比べ気づくこと。大気汚染は香港は格別。手洗いで漱口する水も臭い。煙草の煙が町中で気になるのは東京が路上喫煙抑制のため。逆に室内完全禁煙の香港に比べ東京は飲食店など壮絶に煙草臭くて閉口。香港は人の話す声が五月蝿いが日本は店頭の客呼び込みや宣伝、信号機から自動販売機、駅のアナウンスまで必要以上な騒音公害。どうせ誰も気にとめないのだから自動音声を流すのは止めるべき。東京で駅のホームや路上でやたら人にぶつかりさうになり嫌な顔をされたり舌打ちされたり。やれ/\年をとつた、と思つたが香港だと市街の混雑は香港以上なのに不思議と歩行者に接触しない。人の歩き方や導線に何か違ひがあるのかしら。でアタシは香港の流儀が身についてゐて東京では迷惑者になるやうだ。東京でどこか Lost in Translation な気分のアタシ。毎日、日本で澤山の美味しいお米を食べてゐたので今日は昏刻に寄つたFCCでピッザとポルトガル風のサラダをテイクアウト。ピッザが焼けるのを待つ間に白葡萄酒を二杯。晩に机に凭り書類整理。画像は(他人を勝手に撮影してはいけませんが、たゞ)この女性、隣席が空いてゐたら誰も坐らせないやうに靴底を押し付けるやうなこの姿勢。でそこに他の乗客が坐つてもこの姿勢を崩さず。じつと目を閉じ太々しさ甚だし。
▼「山窮水未盡 投資毋須過分悲觀」と信報の社説の題。正月の祝儀とはいへ

由是觀之,投資前景不必過分悲觀,世界資本主義現階段還未到徹底崩潰的時候。正是山窮水盡疑無路,柳暗花明又一村,希望永遠在明天。

と言ひ放つてしまふ気楽ならぬ喜楽さを中国人から学ぶべき。「絆」だけぢゃ前進しません。
尖沙咀の新世界中心(すでに取り壊され再開発中)から紅磡に移つた名門プライベート倶楽部の九龍會が倒産の由。十二月に訪れたをり上海料理部門の劣化が気になつたが。

亀井静香チャン、も少し頭がいゝと思つてゐただけに残念。静香チャンに与した田中康夫議員はどうする? この状況になるとアタシは小澤待望。