十一月十六日（水）痰が絡むでもなく厭な乾いた咳と咳のあとの偏頭痛。流感の予感。天后でEpson R-D1sの点検終はつたのと太古坊で徠卡の双眼鏡が独逸から戻つてきたのを受取りＣ医師の診療所に往く。流感がバンコクの水害のやうにじわり／＼と来ているやうで「ウイルスには強い」と豪語するＣ医師も昨日ようやく流感の予防接種した由。軽い流感の薬と鎮痛剤処方されアタシも遅ればせながら鴨の種痘注射。帰宅して、さて徠卡の双眼鏡をだうしよう？と卓上に置き、これからはかうして眺めて酒肴か、と思つたがカメラほど見つめてもをれず、ふと焼き海苔を載せてみる。酒をひっかけるときに焼き海苔、焼き海苔の載つた徠卡の双眼鏡はなか／＼乙なもの。晩に野菜の炊込みご飯。
▼日曜日の日剰でヴィクトリアピークにある日本の総領事公邸（Haystack）につき綴つたが気になつたので土地登記記録をば調べてみると1971年6月にHK$3.3mで私邸をば日本政府が購入したもので香港総督府（英国政府）からの賜り物に非ず。香港政庁がだうして日本にピークで最も標高のある一等地を譲ったか、はアタシの全くの憶測にすぎぬと解る。日本政府は何の気兼ねもなく1971年にピークでもMount Austin Rdといふ最も標高のある場所の私邸をば購入し、それが今でも香港政府高官の官邸や米英総領事公邸よりも高いところにある、といふこと。当時、香港ドルは米ドルのフロート制始めてをり1971年でUS$1＝HK$5.5、日本円は360円の時代で2.16億円。現在では一昨年だつたか同じピークにあるSkyhigh（天比高、旧八百伴の和田一夫邸）が84億円だかで売買されたわけでHaystackもかなりの不動産価値あらうが当時の2.16億円といへば、その４年前が３億円事件で今とは桁違ひの高額だらう。さうはいつても消費者物価指数で見ると2010年と1971年では2.88倍で2.16億円は今なら6.2億円。US$1＝360円の時代と超円安の今で比べやうもないが、いずれにせよ香港の今までの地価高騰が異常であることだけは確か。
@fookpaktsuenhkg: @Izumonojyo 「神谷町」は新橋〜目黒の都バスでバス停がござんすが「岡本町は？」と思って調べましたら、東急バスの都立大学駅〜成城学園前駅で「岡本一丁目」と「岡本三丁目」あり、ご指摘の通り「岡本町」のバス停はなし。岡本町は昭和43年まで、でその後岡本一?三丁目なんですね。
2011-11-16 10:58:05 via web to @Izumonojyo
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