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十一月廿八日（日）晴。ユニセフのチャリティーランあり朝七時すぎから香港鼠楽園。あれだけ悪口言ひ続け思想信条的にも香港鼠楽園など訪れたこともなかつたが今回が初。とはいへ当然、10kmのレースに出場しただけで鼠楽園の周囲は走つたが入園せず。たかだか１日に平均１万数千人の入場者しか来ぬ遊園地として（遊園地自体はヴィクトリア公園より小さいが）周辺の開発の過剰をまざ／＼と見せつけられる。あの園外の緑化環境整備だけでも明らかにコスト高。汚水処理の悪臭も堪へ難し。浦安鼠楽園が殺風景な埋立地で周辺にはホテルや浦安市運動公園、斎場、京葉線の向かうは舞浜の分譲地で鼠楽園＝オリエンタルランドは園外の緑化環境整備などコスト不要だらう。MTRの東涌線で鼠楽園に行くSunny Bay站のあたりに、空港に行く機場快線の列車の窓からいつも気になつてゐた海湾の貯木場あり。もう最近は海での貯木もすつかり営まれず浅海の杭木も朽ちてゆくばかりだが、その湾の向かうの岬に鹿頸といふ集落あり一度行つてみたいとＺ嬢が言つてゐたがなか／＼機会なく今日やつと鹿頸村まで歩く。といつても香港鼠楽園は専用鉄道か自動車道だけでしか出入りできず歩いて山越えは不可。本日の長距離走は例外的に自動車道を使つたが鼠楽園からMTRでSunny Bay（欣澳）まで戻り、そこから歩き。今では貯木も水産の養殖も寂びれ釣り人相手に貸しボートくらゐが収入で数軒の老人の苫屋のみ。かつては離島の閑かな海辺の集落が空港できたことで離着陸の騒音に耐へると知つてはゐたが予想以上に頭上の航空機より湾の対岸のMTRの東涌線と機場快線の鉄道の轢音の方がずつと耳障り。MTRで東湧に出て、せつかくだから大澳まで行こうか、といふ話になつたがあまりの人出に二の足を踏み路線バスで山越へで梅窩。ランタオ島も最近はトレイルなど行く機会も減り山越への東涌道が新道開通して数年だらうが初。梅窩の波止場近くの華記で遅めの昼食でフェリーで爆睡して中環に戻る。ジムで風呂に入り帰宅。先日のチーズフォンデュで残ったチーズソースでパスタ。怡園のメルロー07年飲む。かなり珍しくテレビつけると大河ドラマ龍馬伝の最終回。大河ドラマが十一月末終了と知る。ドラマぢたい何ら面白みも感じられず。読書。二更になる頃に就寝。
▼ジャパンカップ。ブエナビスタでせう、でブエナビスタから連複と三連単で二番人気のナカヤマフェスタ、同じく凱旋門賞帰りのヴィクトワールピザ、それに菊花賞で３千米を２着は立派でせう、とローズキングダムに流せたのは我ながら見事。ブエナビスタ一降着でも連複は取れた、が三連単はブエナビスタを一位固定の軸に流した結果、HK$9,233（日本の25,110円に比べなんて高配当！）取り逃す無念。
富柏村サイト　www.fookpaktsuen.com
富柏村写真画像　www.flickr.com/photos/48431806@N00/