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七月十五日（木）台風が香港の南を横切るようで天気不安定。早晩に尖沙咀。九龍公園プール。何年ぶりかしら？で水泳。1,000mどうにか泳ぎ曼谷Ｙ氏とＺ嬢との会食に10分遅れで京菜の泰豊樓。コンビニで調達のJacob's Creekのシラーズレゼルヴ持参。酷暑なのに冷房浴びながらの羊しゃぶ／＼。あらためて曼谷の暴動惨禍のことなどY氏より聞く。政治運動そのものより混乱便乗の略奪だの日系企業のお気楽ぶりなど呆れるもここに綴るも能はず。
▼昨秋に「68階」の最上階Ａ室がHK$4.4億で売れHK$71,280/sqfがマンション分譲価格で世界最高値で話題になつたものの跳楼つまり階数偽装が問題となり売約となつた25物件のうち実際に売却された物件は一つで実は跳楼疑惑ばかりか最高値も売却好調も全てが偽造と話題となつた不動産投機商・恒地（社主は「株の神様」四叔、李兆基）の分譲マンション「天匯」。ついに香港警察の商業罪案調查科が捜査開始の由。香港で財閥系企業にかうした警察の捜査など入ることぢたい稀。
▼信報が鏞記の兄弟争議について創業者「燒鵝煇」の資産分けを猜疑。大方の予想は三人の息子に30％ずつ、娘に10％相続させ三男の死去でそれを15％ずつ長男と次男が分け45％ずつ持ち合ひ妹の所有株を買収した次男が55％といふのが大方の見方だが、それに対して、実は父は息子三人で安定すれば良いが仲違いも恐れ均等相続などせず長男優先で長男に45％、次男25％、三男に20％、娘に10％と相続させ、狙いは確かに長男優先だが安定過半数とならぬところで常に二人の弟との合議制になるところがミソだが、父の想定外のことだが三男が次男たる兄の娘（姪）に恋してをり臨終で20％の所有株の相続をこの姪としたがために父（次男）が娘の株と合わせ45％を所有となったがのが次男を躍起とさせたとする風聞もあり、と紹介。

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