富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2008-04-27

四月廿七日(日)午前十一時に長野から来港のI氏とI氏投宿のシェラトンホテルで落ち合ひ競馬に行く前に腹拵へ、と重慶マンションに入ればSwagatインド料理店がOpenと表示出てゐるが、中を覗くとまだ準備中。でも入れてくれて朝から印度料理……だが印度人は朝から印度料理なのだよな。八幡屋礒五郎の七味いただく。ANAの深夜便開航でI氏は昨晩午後五時に長野出て新幹線で東京、羽田に八時にチェックインすれば手荷物なしなら45分後で出発で、香港に深夜24:30到着。オンタイムに到着で手荷物だけなら空港からのエアポートエクスプレスの終電(24:48)にも乗車可の由。沙田競馬場。競馬場に来たのが昨年の12月の香港国際つて長野在住のI氏と同じ(笑)。こんな久々で勘も戻らぬまま(つて元来、勘も乏しいが)第4レースで70倍近い連複を当て、どうにか今日は地味に賭けてゐれば損はない、と思つて安堵してゐるやうではダメ。香港競馬満漢全席の土屋さんにご挨拶。国際G1のチャンピョンマイルは昨年12月の香港マイルの覇者で敵なしの香港のGood Ba Ba(Schutz厩舎、Doleuze騎手)が余裕の勝利。一馬身差でArmada(Size厩舎、Whyte騎手)、三位はドバイ帰りのBullish LuckでアタシはFloral Pegasusから流して、負け(6着)。QE II Cupは日本からマツリダゴッホ(昨年末の有馬記念で優勝)が参戦で人気高。これとドバイ帰りで体調イマイチのViva Pataca(ドバイではシーマクラシック二着)外すまでは出来たがHelen Mascotを軸にして8着。優勝はドバイのDuty Freeで3着のArchipenkoで、結果論だがこの単勝HK$148はおいしい。なぜArchipenkoを連複では入れてゐて単勝(せめて複勝でも)買へないのか、の馬券下手。斎藤さんはちやんと単勝押へつ。さすがドバイからの視点は違ふ。最終レース終はる頃に小雨。先日のマカオ競馬で地場G1のマカオ香港トロフィーを12番人気(単勝70倍)で優勝の内田利雄騎手をお見かけ。Iさんとお仕事終はつた斎藤さんと三人でタクシーで深井。Z嬢合流しワインを4本仕入れ裕記大飯店。豪州のHardyのSir Jamesなる発泡酒オイスターベイ(シャルドネ、07年)、亜爾然丁のEtchart Rio de Plata(Mendoza、04年)とWolf BlassのPresidentsセレクションだつたか(もう酔つてゐる)のShirazを飲む。裕記は日曜晩でかなりの混雑。場内放送で「鹵水鵝が売り切れ〜」とか流れ焼鵝もいつもなら、まづ注文するが葡萄酒の順番で注文せずにゐたが「深井まで来て焼鵝が売り切れで食べれず」ぢやお客人にあまりに失礼なので注文して、つい白葡萄酒飲み干し赤になるまで食べずにゐたら、美味しい焼鵝がすつかり冷めて油が固くなつてしまつたのは反省。上湯瀬粉誂へどうにか復帰。かなり酔ひミニバスで爆睡のうちに佐敦。

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