富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

八月卅一日(金)快晴。アタシが香港で今、一番好きな随筆は畏友William?達智君によるもの。昨日の蘋果日報の「台北」と題した文章。
執筆忘記怎麼樣開始。五年沒來台北,一下間眼前景物以舊還新,欲説無語;當然,來,是為公幹,才着地還是堤電話給老朋友,?!我來了。「我來了」其實沒甚麼意思。?來了如何? 生活還不一樣過,以為?自己是一道魔法? 時間將一切清洗,有首又甜又軟又不失感傷不算很老的老歌叫「冬季來台北看雨」,這種情懷莫以為只有台灣人有,但就是台灣人唱了,做了,就是?跟着他們一起非情才不會覺的肉麻。在香港,我們只能?冬季來香港看珠三角毒霧。朋友?台北還是老樣子?,?不是愛夜?台大校園,散?陽明山竹子林,到金山泡?泉,看宜蘭水?……到記得很清楚,這麼近那麼遠五年沒來過……
と、この筆致、声に出して読むとこれがさらに良い。夜に台湾大学のキャンパス、陽明山荘の竹子林の散歩、か。M君より「珍しいお茶が手に入ったので」と連絡いただき早晩にQuarry BayでM君と会い蜜香紅茶なる茶を分けて頂く。旭屋書店でアサヒカメラと日本カメラ受領。酒でも味噌でもそうだが二つ並べて嗜んでみてこそ違いがわかるわけで雑誌も同じカメラ誌を並べて読むとそれぞれの個性あって面白い。アタシは子供の頃に父がアサヒカメラ愛読していたのでその頃から馴染んでしまうと自然にアサヒカメラを手に取る。時刻表がJTB版なのか鉄道弘済会版なのかみたいなもの、といぜん書いた、がふとしたきっかけで日本カメラとお近づき?になり読んでみるとここ数ヶ月でいえば奇を衒わぬところとカメラ雑誌なのに写真の扱いが大袈裟ぢゃないところが気に入ってしまった。ジャスコで購入のCh Peyre-Lebade 03年を少し飲む。先に葡萄酒を購い旭屋書店に寄ったのだがジャスコでお買い物のレシート見せると雑誌が1割引きの由。でカメラ雑誌も1割引き。円高で換算が0.11だかになっていた。ということは1000円の雑誌がHK$110で1,631円也。これじゃ雑誌購入も躊躇しよう、というもの。

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