富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

三月十六日(木)早晩に百年ぶりにジム。トレッドミルで小一時間走る。帰宅してボムベイサファイアでドライマティーニ。雑煮を食す。いろいろ机上の片づけもの。書類だの資料整理。
▼明日の産経抄……が転載できるはずもなく築地のH君から「明日の産経抄(予想)」が送られてくる。いかにもありそうな内容。
アジア最強を自負していたはずの日本野球が、WBCで韓国に敗れた。▼メジャーリーガーが参加していない、審判の微妙な判定があったなどなど、いくつかの理由は考えられるのだろうが、予選を含め2戦2敗。言い訳のできない完敗である。韓国野球にあって、日本に足りないもの、それはなんだろうか。▼テレビ観戦していたコラム子にも、韓国選手のひたむきで必至なプレーぶりが伝わってきた。残念ながら精神力において、彼我に圧倒的な差があったといわざるをえない。38度線をはさんでいまだ北との戦争状態が継続する韓国と、暖衣飽食をむさぼり平和ボケの夢にひたる日本。考えていた以上に社会の退廃が若者の精神をむしばんでいる。▼この屈辱を奇貨として、一刻も早くわが国の社会の再建に着手すべきである。これは一人プロ野球界の問題にとどまらない。韓国にあって、日本に足りないもの。それは、たとえば徴兵制である、とはいえないだろうか。
▼「つくる会」元会長田中英道センセイによる小熊英二批判。「この書を出した小熊氏は、『〈民主〉と〈愛国〉』などを書いた学者であるという。部厚い本なので斜め読みしかしていないが」とは、正直。小熊先生が共産党の「民主愛国路線」を称揚してるだの氏の党派性非難のトンチンカンぶり。
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2003/0310/ronbun1-1.html

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